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2012-11-24 [2012]

朝のうちに雨もあがり、やさしい青空が広がると
鳥たちの囀りが林に響き渡った。
空気が澄んでとても気持ちのいい休日。

母の入院以降、慌ただしい日々が続いている。
父もここひと月でやけに年老いた感があるが
徐々に自分のペースを取り戻しつつあり、
私もようやく家事と仕事のバランスが
上手にとれるようになってきた。ホッ=3

ふとカレンダーを見ると、今年も残すところあと少しで
我々としては驚かずにはいられない。。

部屋のお気に入りのカレンダーも残り2枚。
8月から11月までを並べてみると
なるほど、どれもうまいこと季節を表しているなぁ。

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このところ、メジロの姿をよく見かけるね、と父に言うと
そろそろだなぁ、とメジロのミカン用の網を張った。

母がいない居間で、父は毎日ぼんやりとTVを見ている。
午後になると母のいる施設へ面会に行くのが日課となり、
あれほど出好きだった父が、その施設以外には行かなくなった。

父の近所の友達も心配して様子を見に来たりする。
ゴルフの練習に時々行ってみては?
と娘二人でうるさく言ううちに、重たい腰を上げて
時々出かけるようになった。

母も心配だが、父もかなり心配だったりする。。
やれやれ。そんなお年頃か。。


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鳥の巣2 [2012]

朝はずいぶんと涼しくなって
秋の虫の音が聞えるようになった。

今朝は風に吹かれながらのんびりとお散歩。
コスモスの花が緑の中でそよそよ揺れ、
栗林では持ち主が籠を手に食べごろの栗を集めていた。
柿の実も色づいてきたし、萩の花も咲いている。
もう秋ですねぇ~


今朝、もうひとつ鳥の巣を見つけた。
先日見つけたものより更に小さいようで
毎日人が通る通路のカナメモチの大きな葉っぱの影に
丸いかわいい巣がぶら下がっている。

先日、フェンスの側でまだ小さなメジロが死んでいて
土に埋めてあげたのだけど、もしかしてその子は。。。


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鳥の巣 [2012]

我が家の境界線に植えている樹木に
驚いたことに鳥の巣があった。。

小さいので、メジロとかシジュウカラとか?

春に父が枝を切りそろえた時にはなかったので、
それ以降に作られたものらしいけど
子育て風景みたかったなぁ。。

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伊香保温泉 [2012]

長いと思っていた夏休みも残すところあと1日。。
伊香保に出かけた他は、どんな日々だったのやら
既に遠い記憶となったが、やりたかったことのほとんどが
手つかずに終わりそうだ。


一泊二日の伊香保の旅は、幸い天候に恵まれ
群馬の美しい景色を堪能することができたし、
宿泊先でもとても丁寧なおもてなしを受けて
なかなか素敵な夏の旅となった。


東京から高崎まではそう遠くないが、せっかくの旅なので
2階建ての”MAXたにがわ”に乗車。
2階建てゆえに移動の車内販売がない。
普段車内販売であまり買い物をしないくせに
ちょっとさみしい気がした。

高崎からは路線バスに1時間程揺られて今度は水沢へ向かう。
お目当ては”水澤観音”と”水澤うどん”。

延々と緑の風景が続き、人の乗り降りもほとんどない路線バス。
こんな風景を眺めながらのお仕事って羨ましいが
途中眠くなったりしないのかな?!
普段は学生や会社員が乗るのだろうけど
休日のけだるい午後などはちょっと大変そう。

ようやく水沢に到着し、坂を少し上ったところにある水澤観音を目指す。
坂東十六番札所 御徳山 水澤観世音 

ちらしによると、 東京へ三十六里、日光へ三十六里、善光寺へ三十六里という
枢要なる霊場である此の地は、歴代天皇の勅願寺として伝わったとのこと。
災火のため元禄年間から三十三カ年の大改築を経て徳川幕府の祈願所として
されたそうだ。

ぱっと観たところ、どこもキレイで美しいのだが、どこか造られた感じが否めず
歴史的建造物特有の重厚さに欠けるように感じたのは私だけかな。

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手水は亀??              緑に映える朱赤の仁王門。

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本堂も色鮮やか。           六角堂

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龍王弁財天               脇道に勢いよく流れる清水


水澤観世音参拝の後は、お楽しみのうどん。
麺はつるつる、コシがあって大変美味だった。
付け汁が4種類のものを注文。
てんぷら付きでなかなかのボリューム。

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店内の働き者のタヌキたち      店先には元気なメダカ?


昼食後、伊香保へ移動すべく、フリーパスが使える路線バスを待つが
何しろバスの本数が少ない。

歩くにも坂道で、何しろ暑いし、どうにも動きが取れず
ちょうど来た伊香保観光に便利な小さいタウンバスに乗って
伊香保バスターミナルへ出た。

とても小さなこのバスは、意外なことに急な上り坂をすいすいと
やけにスムーズに上っていく。
まだ年若い運転手さんはとても親切で、運転もお上手。
帽子とマスクの間からのぞく大きなパッチリした眼が印象的。


旅館のチェックインまでに間があったので、伊香保ロープウェイに
乗ることにした。

山頂の見晴駅には公園や散歩道があるようだが
散歩道は昨年の地震の影響ですぐに行き止まり。
とりあえず見晴台で少し雲のかかった優しい景色を眺めて
またロープウェイで乗車した不如帰駅に戻り、少し早いが宿へ向かった。

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手造り風なカワイイ説明書       見晴駅の公園の象の滑り台

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アジサイがまだ咲いている             見晴台からの風景。雲が多いがいい眺め。





今回宿泊した宿は ”如心の里 ひびき野”という旅館。
外観はこじんまりしたホテルのようだが
中に入るとロビー正面の大きなガラス越しに
広々とした美しい庭園が臨める。
緑の落ち着いた眺めに旅の疲れも癒されそうだ。

まずは、冷たいお茶と葛の中に練乳が入った
冷たいお菓子のおもてなしを受ける。
女将は美人で着物がとてもお似合い。

宿帳の記入が終わった頃に、長身で細身の
まだ若いであろう優しい笑顔の男性がやってきた。
今回の夕食、朝食を担当してくださるとのこと。
親切に色々と案内してくれた。

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お部屋からの眺めもなかなか素敵         この日の空がまたいい空だった。


部屋に荷物を置いて、すぐに伊香保名物の石段街を観に行く。
旅館の前からタウンバスに乗り、伊香保神社へ移動。
狭い急な上り坂をエンジン音をうならせながらバスは上っていく。

伊香保神社にもほどほどに人がいた。
さっそく石段を下りると、石段の両脇には
様々なお土産やさんや射的などのゲームの店が並び
たくさんの人で賑わっていた。
お子さん連れの若い家族を多く見かけた。

夕食前だから、あれこれつまみ食いもできないし、、
といいながらも、しみこんにゃくを食べる。

雑貨屋さんなどを覘きながら石段を降りてきたが、
なんとなく江の島のお土産屋さん街の方が
距離が長く楽しい気がした。
しかし温泉街の情緒というのか
それはそれでよしとしよう。

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石段の下からの眺め          伊香保神社の狛犬


石段下でタウンバスに乗り、宿へ戻ると
まだ食事までに小一時間あったので
温泉につかることにした。

その前ににコーヒーを一杯飲もうと思い
コーヒーをわざわざ入れて、少し飲んだところで
ちょっと床に置いたのが悪かった。。
カップを取り損ねてコーヒーを畳に撒き散らし、あら大変!! 
畳にシミができたら大変申し訳なく。。
こすったから畳傷みました。。ごめんなさい。。

さて、気を取り直して温泉へ行ってみる。
建物の中にはやや大きめのお風呂と小さいお風呂があって
サウナも設置されており、外には露天風呂もある。
緑に囲まれた静かな露天風呂はなかなか素敵だ。
入浴客も少なく、のんびりくつろげた。

雨や雪にも入れるように頭に被る編み傘?が置かれている。
雪の露天風呂というのも情緒たっぷりで良さそうだけど
やはり寒かろうね?!

虫さんやはっぱたちが入ったら柄杓ですくって出してあげてください、と
やさしい字で書かれた立て札があったけど、幸い虫も寄りつかず。笑


お風呂上りの浴衣というのは、なかなか実用的なのだと気付く。
汗もすっておまけに涼しい。
時間になったので、浴衣のまま個室の食事処へ移動する。

食事処の部屋に入ると、テーブルには先付けなどの料理が用意され、
お食事担当の方が料理の説明や細々とした準備をしてくださる。
食べる前に写真を撮り忘れたので、変わりにメニューを撮った。

旬の食材をつかった繊細なお料理が次々と出され
メインの前に既にお腹がいっぱいになり、
しゃぶしゃぶはもう無理かと思えたが、
酢醤油と濃厚なごまだれで美味しく頂いた。

極めつけは小さなお釜で炊いたご飯と
赤だしの味噌汁。

もうお腹いっぱい、、と担当の方に言うと、
”じゃこをメインに少し召し上がってみてください”、と
笑顔でおっしゃる。
確かに美味しそうなじゃこだし、炊き立ての釜のご飯だし。

本当にもうお腹いっぱいなのだけど、一口頂いてみると
この山椒入りのじゃこがとても美味で、
しかもご飯がまた美味しいときた。。
赤だしのお味噌汁もいいお出汁で美味しかった。

こうなると満腹中枢のせっかくの警告も無視し、
食事を用意してくださった方の笑顔も浮かんだりして
ついに完食。それにしてもスゴイ胃袋だ。

残るは美味しそうなデザートだが、これは別腹。。
半解凍といった感じのフルーツグラタンは
色々なフルーツの味わいと濃厚なミルクの味がして
焦がした砂糖がカリカリや、上に置かれたブルーベリーの
ちょっと酸味が効いて、とても美味しかった。

しかし本当に満腹だ。。食後しばらくは動けなかった。
お恥ずかしい話だが、時々帯を緩めながらの食事となり、
食後には少し横になって胃の辺りをのばしたりして
食休みをせずには部屋に戻れず。。
あぁ。個室で良かった。。=3
本当に御馳走さまでした。

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この日は早起きしたので早々に眠くなり
食べ過ぎて苦しかったのもあって早目に消灯。
早くも1日目が終わる。

...つづく... 


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夏休み [2012]

今年の夏休みは例年よりも少し長く9日間。
ちょこっとお出かけする他は
家でのんびり過ごすつもりでいる。

今日は朝のうち風が程良く吹いてお散歩も快適。
母は歩くことに少しずつ慣れてきたのか
最初の頃よりも早い時間で戻れるようになった。

暑い日でも散歩に行く。
きっと自分でも危機感があるのだろう。
日傘で母を守りながら、応援する日々だ。



このあたりは趣味で畑を借りて野菜を育てている人が多い。
ナスにきゅうりにトマトにかぼちゃ、etc、、
どれも育ち過ぎて畑のあちこちに落ちている。
あぁもったいないったら。。

散歩の途中の栗林の隣にある畑の一画では
スイカを育てていて鳥よけの目の粗い白いネットが
かけられている。

いつだったか大雨が降った翌日にそのスイカ畑を通ると
目を疑う光景に出くわした。。

鳥よけの白いネットに、なんと20匹を超えるカブトムシが!!
しかも逃げ出せずにそのまま命を落としたらしい。
今にも動き出しそうな格好でオスもメスもネットに絡まっている。。

おそらくネットを外さないと取ってあげることができないから
いつ通っても悲しきカブトムシたちがネットにぶらさがっている。
はやく隣の栗林あたりに戻してあげて欲しいものだ。。


ヤモリが今朝もお風呂場に張り付いていた。
今日は2匹そろってお出ましだ。
少しずつ大きくはなっているみたいだから
餌は捕れているのだろう。

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本当なら今日は日光にでかけたかったけど
雨の予報で取り止めにした。。

それなのになんだか晴れているなぁ。
風が吹いたからか空がキレイ。

日光には行けなかったけど
近くのヤマダの閉店セールで
スマホケースを300円で購入。
いいこともあったよ。

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2012-07-14 [2012]

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6月のカレンダーをめくる時に
おや、こんなに素敵なイラストだったのか、、
と改めて気づく。。

もっと眺めたいにも、もう7月だし。。
仕方なくビリビリと切り取ると
7月は涼しげな金魚たちのイラストで
これもまた素敵だ。

今月は日々金魚を眺めつつ
涼を味わうとしよう。

川沿いの景色もずいぶんと変わって
空を映していた田んぼも、今はもう緑一色だ。
畦に咲いたハルジオンとその横に佇むカモが
とても絵になっていた。


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天気のいい日は風の吹く川沿いもさすがに暑くて
桜並木の木陰に入るとホッとする。
川を抜ける風や水の流れる音が心地よい。
サイクリストたちのオアシスかな。




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雨上がりのこの日はちょうどいい気候で
人も少なくのんびりと自転車を漕いでいたら
目の前の柵にキジバトがとまった。

せっかくだから写真を撮ってみたものの
地味だけどちょっと素敵なその模様は
映らなかったなぁ。。

明け方のこと。
この界隈も豪雨と雷に見舞われ
怖くなったのか、母が部屋にやってきた。
一緒に寝させてほしい、とのこと。

母は布団に入るとスヤスヤと眠ったが、
雷で再び目が覚めた後は、あれこれ
質問攻めにあう。

母はおしゃべりをしてスッキリしたのか
6時半頃、朝ご飯の支度しなくちゃ、、と布団を出た。
今日は朝から頭が冴えているようだ。

そして7時にはご飯ですよ、と呼びに来た。
あぁ眠い。ふわぁぁ~~。。
休みの日でも我が家の朝食は7時と決まってるから
週末も早く寝なくちゃだ。

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雨が止んだので、家族でまた散歩に出かけた。
玄関で靴を履きながらふと見上げた花々が
朝の光を受けてとても美しかった。

この花は茎がひょろっと長いので
すぐ雨で倒れてしまうのだが、
もったいないからと父が玄関に飾ったもの。

玄関を通る度に母が花がきれい!と
驚くものだから、その度に父も満足げ。
阪神は今日は珍しく逆転勝ちで、母のご機嫌も上々、
どうやら素敵な一日。

このところの朝のお楽しみはこの小さなヤモリちゃん。
この手がなんともかわいいではないか。

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5月のこと [2012]

少しばかりお出かけをしたGWの記事が
中途半端に下書きに残ったままなので
頑張って仕上げよう。


GWの前半は良く晴れたように思うが
主に家事に追われた。

ちょうどアザレアやエビネが
花を咲かせ、庭がずいぶんと華やいだ頃。

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毎年、GWには父と自転車を30分位走らせて
植木屋さんへ花や芝の苗を買いに行くのだが、
いい苗が売り切れる前にと連休そうそうに出かけてみた。

郊外にある植木屋さんはこの日も大変な賑わいで
駐車場の空き待ち渋滞ができるほど。
ガーデニングブームはまだまだ続くようだ。

あいにく芝生の苗は売り切れで入荷待ち。
とりあえず花の苗を2台の自転車の前後に積み
道の段差で時々花びらを撒き散らしながら家に帰った。

しかし、いつみても花を運ぶ父の姿は微笑ましい。
若い頃から、やれ野球、テニスと不在がちだった父が
今では喜んで花を買いに行くので家族は驚いている。
なんだか最近背中が丸くなった気がするな。

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家に着いて間もなく、芝生の苗の入荷連絡があり、
父はまた直ぐに植木屋へ向かった。

自転車で片道30分の道程を2往復だ。
しかも地面から剥いだばかりの芝生の苗は
そうとうな重さだったそうだ。

苗が揃うと、父はひと休みしてから
花や芝生の植え替えにとりかかり
夕飯前には無事作業を終えた。

いやはや、御苦労さま。。
父がいなくなったら、この庭はどうしたものかな。

翌朝、雨戸を開けて庭をみてビックリ。
花を植えた辺りの地面がデコボコ盛り上がっている。
さっそくモグラのご挨拶か。
父も絶句。。

幸い今ではたくさんの花が地面を覆い
デコボコも目立たなくなったけどね。



GW後半には、あしかがフラワーパークと
山形の上山温泉の日帰り旅に出かけた。

あしかがフラワーパークへ出かけた日はあいにくの大雨。
しかし広い公園内に延々と広がる藤やつつじの花は
実に見事で息をのむ美しさだ。
雨に洗われた周囲の緑がまた花々を引き立てた。

白や黄の藤はまだ開花したばかりで残念だったが
全部が咲き揃えばさぞや美しいに違いない。
晴れた日はまた趣も違うだろうし
また出かけてみよう。
ね。順子さん。

この時季だけ、特急”藤まつり号”(上野発)が走るので
乗り換えなどもなく楽に行ける。
皆さまも是非♪

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毎度のことだが、GWの旅も駆け込みの申し込み。
当然予約可能な場所は限られるのだが
今回運よくチケットが取れたのは、山形かみのやまおんせんの
日帰り旅。

途中まで地元のボランティアさんに案内いただいて
こじんまりとした静かな町を散策した。

観光する場所もあまりないから
のんびりあちこちの足湯で足を癒しながら
ぶらぶらと散策する。
日常を離れてホッとできる優しい町だ。

かりんとうが有名なのか、お土産のかりんとうは
大きくてとても美味しかった。
米粉だけでつくるお団子はもちもちと美味しい。

途中立ち寄った武家屋敷で、屋敷内を案内してくださった方は
とてもお話し好きで、色々と楽しいお話しを聞かせてくれた。

武家屋敷では殿様をお通しする入口と、お付きの者の入り口が異なり
お付きの者の間は天井もうんと低く狭い。

案内の方いわく、たとえば黄門さんは中央の入り口から入り
助さん角さんは、裏から入ってここで控えるとのこと。
わかりやすいデス。

庭の隅に背の高い杉の木があり、あまりの大きさに
屋敷の中から木のてっぺんが見えないのだが、その木は当時
棺を作るのに使った木だそうだ。

その昔、上山では男子が生まれたら棺桶の材料となる杉の木を
女子が生まれたら檜の木を庭に植えたそうだ。

この杉がたいそう大きくなる杉で、ゲジゲジした葉を持ち
枝ごと落ちてはあちこちに引っかり、いつまでもぶら下がっている。
どうやら景観も悪く、大変始末の悪い杉らしい。

そんな杉をわざわざ男子が生まれる度に植えたのは
藩主への忠誠心を現すものだったとか?!
生まれてすぐに棺桶の準備をするなんて驚きだ。

春雨庵のお地蔵さんも神社の風景も
とくに何ということもない風景だが
どことなく風情があっていい。

なんだか空気とか光が違うかみのやまの町。
ボランティアの方々が皆さんやさしくてあったかい。
よく晴れた昼下がりののんびり散歩で身も心もリラックス。
今度は温泉めぐりとかどうかな。
特に何もないのにほっこりと癒された不思議な上山の町。

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上山のシンボルは案山子。

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湯の上観音
湯女の碑があり、湯女たちが篤く信仰したという。
温泉街ゆえの悲しい歴史が伺える。

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春雨庵

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武家屋敷の裏口からの眺め

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月岡神社

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上山城

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これはどこだったかな。。
花々の色が濃く美しい。


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散歩 [2012]

土日に母の手を引いて散歩をすると
通り過ぎる風景が季節の移り変わりを
教えてくれる。

つつじ?の花がいつまでも咲いてると思えば
アジサイの花がピンクや紫に染まり始めて
いよいよ雨の季節の到来か。

散歩の度に何度も歩いている道でも
母にとっては毎回初めての道。

散歩を始めた頃は、母は歩くことでいっぱいいっぱい。。
周囲を観る余裕などなかったのだが
最近は周りの風景が楽しめるようになった。

母が皆で散歩に行こうと言うので
父ものんびり風景を楽しみながら
我々の少し先を歩く。
なんだか不思議な時間。。

それにしても散歩にはとてもいい季節!
はたして夏も母は散歩にいくだろうか。。



散歩といえば、ちょこっと観にいってきた。

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ついでにこんなものも食べてきた。

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苦み走って美味しかったデス♪


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桜坂 [2012]

花冷えの寒い1日だった。
久しぶりに桜坂へ行ってみた。
もちろん桜を愛でに。。

スタイリッシュな街並みにも桜がよく似合う。
美しい景観が続く道をそぞろ歩いて
都会の桜を堪能した。

桜のトンネルを通り過ぎる車は主に外車。。
寒い中幌を上げて通過したオープンカーには
白髪の上品なご夫婦が乗っていた。
なんて粋なデートかしら。

いつか桜の季節に訪ねた坂の上の KIHACHI は
今は別のお店に変わっていた。

一息入れようと思ったが、花見に最適なロケーションゆえ
寒空の下のオープンテラス席でさえ満席だ。

人々はブランケットでしっかり身を包み
お茶を飲みながら和やかに桜を愛でていた。

時々日が射して桜を照らすと
桜はまた違った表情を見せた。

いつどこで観ても美しい桜だが
桜の木の下で桜の花に埋もれながら
いずれ散りゆくはかなさを思う。

心も桜色に染まった花曇りの桜坂。
また来年も観に行きたいな。

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椿もちょうど見ごろで美しかった。

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いよいよ開幕 [2012]

今年も野球の季節がやってきた。
”2012年プロ野球”のアプリも購入し
いよいよ観戦モードです。

仕事で時々お話しする近畿方面の方から
甲子園シーズンシート購入記念品を頂いた。

ずっしりと重たい宅配便の袋を開けると
中にはクリスタルガラスの置物!

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これが甲子園球場ですか。なんだかスゴイ。。
いつか行ってみたいす。

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虎キチの父も大変喜んで、こんな風にテレビの近くに置いて
チームを応援している次第。

今年は父と一緒に球場には行けないだろうから
テレビで一緒に観戦するとしよう。



そういえば、今日は甥っ子が久しぶりに遊びに来た。
来週から少し大学を休学してイギリスへ留学するため
じい様、ばあ様に顔を見せに来たのだ。

甥っ子いわく、環境は経済や政治などあらゆる分野と密接に
関わりがあり切り口がたくさんあるのだとか。
きっと色々と学んでくることだろう。

我が家はスカイプができないから
時々メールで写真を送ってくれると言う。
今から楽しみだ。


今年は彼の家族にも少し変化がありそうだ。
甥っ子はしばらく家を空け、義兄が東京に転勤になり
姪っ子はそろそろ家を出て1人暮らしをするのだとか。

色々と状況が変わってゆくのだなぁ。
わかってはいてもなんとなく寂しいものだ。
しかしまた楽しいニュースも聞えてくるだろうし。


さてと。
明日は晴れそうだ。
気持ちのいい青空が広がるかしら。


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