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5月のこと [2012]

少しばかりお出かけをしたGWの記事が
中途半端に下書きに残ったままなので
頑張って仕上げよう。


GWの前半は良く晴れたように思うが
主に家事に追われた。

ちょうどアザレアやエビネが
花を咲かせ、庭がずいぶんと華やいだ頃。

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毎年、GWには父と自転車を30分位走らせて
植木屋さんへ花や芝の苗を買いに行くのだが、
いい苗が売り切れる前にと連休そうそうに出かけてみた。

郊外にある植木屋さんはこの日も大変な賑わいで
駐車場の空き待ち渋滞ができるほど。
ガーデニングブームはまだまだ続くようだ。

あいにく芝生の苗は売り切れで入荷待ち。
とりあえず花の苗を2台の自転車の前後に積み
道の段差で時々花びらを撒き散らしながら家に帰った。

しかし、いつみても花を運ぶ父の姿は微笑ましい。
若い頃から、やれ野球、テニスと不在がちだった父が
今では喜んで花を買いに行くので家族は驚いている。
なんだか最近背中が丸くなった気がするな。

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家に着いて間もなく、芝生の苗の入荷連絡があり、
父はまた直ぐに植木屋へ向かった。

自転車で片道30分の道程を2往復だ。
しかも地面から剥いだばかりの芝生の苗は
そうとうな重さだったそうだ。

苗が揃うと、父はひと休みしてから
花や芝生の植え替えにとりかかり
夕飯前には無事作業を終えた。

いやはや、御苦労さま。。
父がいなくなったら、この庭はどうしたものかな。

翌朝、雨戸を開けて庭をみてビックリ。
花を植えた辺りの地面がデコボコ盛り上がっている。
さっそくモグラのご挨拶か。
父も絶句。。

幸い今ではたくさんの花が地面を覆い
デコボコも目立たなくなったけどね。



GW後半には、あしかがフラワーパークと
山形の上山温泉の日帰り旅に出かけた。

あしかがフラワーパークへ出かけた日はあいにくの大雨。
しかし広い公園内に延々と広がる藤やつつじの花は
実に見事で息をのむ美しさだ。
雨に洗われた周囲の緑がまた花々を引き立てた。

白や黄の藤はまだ開花したばかりで残念だったが
全部が咲き揃えばさぞや美しいに違いない。
晴れた日はまた趣も違うだろうし
また出かけてみよう。
ね。順子さん。

この時季だけ、特急”藤まつり号”(上野発)が走るので
乗り換えなどもなく楽に行ける。
皆さまも是非♪

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毎度のことだが、GWの旅も駆け込みの申し込み。
当然予約可能な場所は限られるのだが
今回運よくチケットが取れたのは、山形かみのやまおんせんの
日帰り旅。

途中まで地元のボランティアさんに案内いただいて
こじんまりとした静かな町を散策した。

観光する場所もあまりないから
のんびりあちこちの足湯で足を癒しながら
ぶらぶらと散策する。
日常を離れてホッとできる優しい町だ。

かりんとうが有名なのか、お土産のかりんとうは
大きくてとても美味しかった。
米粉だけでつくるお団子はもちもちと美味しい。

途中立ち寄った武家屋敷で、屋敷内を案内してくださった方は
とてもお話し好きで、色々と楽しいお話しを聞かせてくれた。

武家屋敷では殿様をお通しする入口と、お付きの者の入り口が異なり
お付きの者の間は天井もうんと低く狭い。

案内の方いわく、たとえば黄門さんは中央の入り口から入り
助さん角さんは、裏から入ってここで控えるとのこと。
わかりやすいデス。

庭の隅に背の高い杉の木があり、あまりの大きさに
屋敷の中から木のてっぺんが見えないのだが、その木は当時
棺を作るのに使った木だそうだ。

その昔、上山では男子が生まれたら棺桶の材料となる杉の木を
女子が生まれたら檜の木を庭に植えたそうだ。

この杉がたいそう大きくなる杉で、ゲジゲジした葉を持ち
枝ごと落ちてはあちこちに引っかり、いつまでもぶら下がっている。
どうやら景観も悪く、大変始末の悪い杉らしい。

そんな杉をわざわざ男子が生まれる度に植えたのは
藩主への忠誠心を現すものだったとか?!
生まれてすぐに棺桶の準備をするなんて驚きだ。

春雨庵のお地蔵さんも神社の風景も
とくに何ということもない風景だが
どことなく風情があっていい。

なんだか空気とか光が違うかみのやまの町。
ボランティアの方々が皆さんやさしくてあったかい。
よく晴れた昼下がりののんびり散歩で身も心もリラックス。
今度は温泉めぐりとかどうかな。
特に何もないのにほっこりと癒された不思議な上山の町。

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上山のシンボルは案山子。

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湯の上観音
湯女の碑があり、湯女たちが篤く信仰したという。
温泉街ゆえの悲しい歴史が伺える。

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春雨庵

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武家屋敷の裏口からの眺め

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月岡神社

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上山城

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これはどこだったかな。。
花々の色が濃く美しい。


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コメント 8

ゴーパ1号

もぐら対策は、家でも大変です^^;
by ゴーパ1号 (2012-06-16 22:17) 

きまじめさん

友人が、フラワーパークの藤が素晴らしかったと
しきりに話してくれるのですが、写真がありませんでした。
こちらで拝見して・・・ほんと、見事ですね。
by きまじめさん (2012-06-16 23:32) 

Silvermac

見事な藤ですね。
by Silvermac (2012-06-17 05:59) 

春分

野球にテニスに・・・アスリートの血筋でしたか。侮り難し。
それにしてもモグラとマンホールの蓋、武家屋敷。
どこを突っ込めばいいのやら。
by 春分 (2012-06-17 08:39) 

はてみ

特急藤まつり号に惹かれます(^_^)
そういえば、うちの父も昔は花にはちっとも興味がなかったのに、
花の名前を尋ねるようになって、不思議でした。
by はてみ (2012-06-17 10:35) 

sakamono

私も、気になるモノがたくさんありますが、とりあえずは見事なフジでしょうか。
お地蔵さんが、とってもカワイイです^^。
by sakamono (2012-06-22 20:22) 

albireo

樹齢の長い藤の木は、花の房も長くなるのでしょうか。
以前、父と観に行った、春日部の樹齢1200年の藤も、長い房が見事でした。
石のお地蔵さまも、とても可愛らしいですね。
by albireo (2012-06-24 21:48) 

po-net

☆皆さま。nice!やコメントをどうもありがとうございます。
  今日はじっとしていても汗が流れそうな蒸し暑さですが
  風で揺れる竹の葉音が少し涼しげです。

>ゴーパ1号さん
モグラも最近は大人しいようで。。暴れる時季があるのかしら?!

>きまじめさん
あまり期待せずに出かけたところ、フラワーパークの藤は本当に
見事でした。何しろ広いのです。黄の藤も観てみたかったです。
是非お出かけになってください♪

>Silvermacさん
広い敷地内は藤の香りでいっぱいでした。本当に見事です。

>春分さん
アスリート。。なんだかかっこいい響きですねぇ。
父も私も動いているのが好きで、とにかく身体が頑丈みたいです。

>はてみさん
臨時特急なので、上野のどのホームから出るのかわかりにくく
ちょっとドキドキしました。

>sakamonoさん
600畳敷の藤棚の大藤と聞いても想像がつかなかったんですが
実際に見るとやはり圧巻です。見事ですねぇ。
お地蔵さん柔和なお顔してますよねぇ

>albireoさん
公園内には本当に色々な藤が咲いていて、どれも見事でした。
ここの藤は樹齢145年を超える、、と記されているので、春日部の
藤よりも花房が短いかもしれませんね。
お地蔵さんは何のためにこんなに作られたのか不明ですが
どれもかわいいお顔でした。
by po-net (2012-07-15 11:17) 

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