ヤマナシ ヘムスロイド [2008]
表参道のベネトン脇の道を行くと
行き止まりにこんなカワイイ建物がある。
ここは”ヤマナシ ヘムスロイド”のお店。
北欧の手工芸キットなんかが売られている。
入り口のドアを開けると、そこは展示室で
大小様々なスウェーデン織のラグが飾られ
パッタン、パッタン、、、
機織りの音が心地よく響く。
手作りの温かみのあるラグたちは
デザインも質感もとても素敵だった。
北欧の手工芸品はやっぱりいいな。
デザインや色もとても洗練されているし。
今年の両親の金婚式の贈り物は
ここの素敵な刺繍キットを使って手作りすることにした。
悪くないかなぁと。
私が選んだ図案はこれ↓
さっそくキットを開けてみたら
図案と糸と布と読解不可の説明書が入っていた。
やはり布や糸が素敵だ。
しかし、、こんなにたくさん糸があるよ。。
思えば子供の頃、母がよく手芸をしていたから
娘二人もいつの間にか手芸をするようになったのだなぁ。
こういう楽しみを教えてくれた母に感謝をしつつ
よもぎパン 悲しきキジバト そして横浜スタジアム [2008]
パン屋さんのHPによると、、
払うとされています。まさに冬から春へ、静から動への体や心の変化を助けてくれる
今回はそんな生命力溢れるヨモギを加えたパン。
若緑のかわいいえんどう豆、ほっこり炊き上げた甘さ控えめのあんこもベストマッチ。
春のおすすめパン達です。
よもぎアンパンは、芳しいよもぎの香りと、甘過ぎず風味たっぷりのあんこが
後味がよろしい。おいしい紅茶を入れて頂きたい。
今年もよもぎパンをたくさん食べて息づく春に備えますっ
《悲しきキジバト》
先週のある寒い朝の出来事。
??何??
よくみると、キジバトだった。
やはりショックだったから
振り返らずにそのまま歩き続ける。
すると4,5m先にまた何かが落ちている。
なにやらもぎとられたような、、そんな感じで。。
心臓がチクリとした。
なぜなら、、
本数の少ない快速電車にも乗らなくちゃいけないし
やはりぬいぐるみじゃなかったのか。
この辺りにはたくさんのキジバトがいて
お天気のいい日など、時々羽を大きく広げて
やはり羽も干さなくちゃだめなのかな?
今朝も林の中で雨宿りをするキジバトを見つけた。
キジバトを見ているとなんだか気持ちが和む。
暇な時は部屋の中から彼らを眺めているのも
なかなか面白い。
それにしても、あのキジバトにいったい何が?
《横浜スタジアム》
今日はとてもとても寒い中
横浜-阪神戦を観に横浜スタジアムへ出かけた。
昨日はもっと天気がよく暖かかったし
金本の2000本に荒井の1000本安打達成もあって
実に羨ましい限りだよなぁ。
それに比べて今日のこの寒さはいかがなものか。。ぶるるっ。。
予想では横浜のピッチャーはウッドだから
なかなか地味な試合になりそうとのこと。
逆に阪神のピッチャーは福原だから
コントロールが乱れれば派手に打たれたり?なんて
つい嫌な妄想をしてしまうよ。トホホ~
しかし、今日も寒空の下、阪神ファンは熱かった。
行ってみたら、3類側はやはり満員。
さすがだよ阪神ファン!といわずにはいられない。笑
試合は5回までヒットは出るものの残塁の山、
6回にはついに1点取られ、益々寒さが身にしみるよぉ。
しかし周りを見渡すと、小さな小さな子供から
寒かろうが、負けていようが、
内野席で声を合わせて応援している。。
一丸となって何かに向かう姿勢に
なんだか甚く感動するワタクシ(単純デス)も
負けじと応援に勤しんだ。
純粋に野球好きな父などは
うっ。。。
後はお約束の久保田~藤川のリレーで勝ったよぉ~♪
寒くて熱いいい週末でございました。
桜 [2008]
優しい春の木漏れ日が心地よかった。
時々ヒヨドリが遊びにくるけれど
思い思いに美味しい料理を頬張ったり
彼女いわく同じ花粉でも群馬の花粉は
今年も皆で花見ができてよかったな。
風が冷たくなってきたので
シートに付いた花びらはなかなかとれない。
それでもママチャリのそれとは全く違って
いかにもレジャー帰りって感じかな。
公園を抜けて用賀駅へ向かう道には
きっとまた集まって
山笑う [2008]
光もなんだか春らしくなったような。。
昨日は久々に自転車に乗って
川沿いの景色を楽しんできた。
本当はフィットネスクラブに行きたかったけれど
止めどなく流れ落ちる鼻水とおおきなくしゃみ、、
これじゃぁせっかくのフィットネスも楽しめそうもなく
サイクリングでリフレッシュすることに。。
それにしても先週見た景色ともずいぶん違って見えたのは
よく晴れてポカポカ陽気だったから?
川面には水鳥がたくさんいて
川原に座り水鳥を眺める人々もいる。
どの風景も微笑ましく思えるから不思議。
サイクリングロードを散歩する人や
自転車をこぐ人も一気に増えた。
ヘルメットを被って疾走する自転車乗りのウエアは
既に半袖、ハーフパンツ。
昨日は上着を羽織って出かけたものの
途中で暑くなって上着を脱ぎ、それでもまだ暑かったな。
玉ねぎのように次々脱げたらよかった。
せっかくだから海まで行きたかったのに
途中、風が強くなったからか、猛烈に鼻が痛くなって
仕方なく藤沢駅で一休みして引き返す。。実に残念だぁ。。
姉が最近送ってくれた春の海がキレイだったから
行ってみたかったけれど。
海はお預けとなったものの、やはり出かけてよかったな。
おかげで春をたくさんみつけることができた。
遠くの森は まさに春支度中らしく
ほんわかと柔らかい色合いに包まれて
冬のそれとは明らかに違う。
まさに”山笑う”といった感じ。
雨の後で掘り起こされた田んぼの黒土が
ぼんやりとした景色を引き立てる。
緑鮮やかな雑草に紛れて
ホトケノザやイヌノフグリが揺れていた。
沿道の色とりどりのパンジーと3部咲きの芝桜は
ボランティアの方々が植えてくれたもの。
水仙もまだキレイに咲いている。
モンシロチョウも楽しげに飛んでいた。
昔ドリームランドのエンパイアホテルだった建物が見える辺りに
どうやら遊水地のようなものを作っているらしい。
中州には水鳥が遊び、
それぞれの杭には大きめの水鳥が止まっている。
もれなくカラスもたくさん集まっていた。
一段とふっくらした桜の蕾を見上げると
ツグミが数羽止まっていて
その先の青い空がまた澄んで美しい。
来週でかけたら、また景色が違っているだろうなぁ。
お出かけがますます楽しい季節♪
家の周りもにわかに賑やかになって嬉しい。
(唯一悲しいもの)
山本容子のグリーティングという本に
こんなにたくさんの春の季語が載っていた。
啓蟄 弥生 朧月夜 東風 余寒 貝寄せ 長閑 淡雪 甘茶 陽炎 苗代
蜆汁 雛あられ 草餅 野焼き 種蒔き 目刺 茶摘 夜桜 入学 白酒
水菜 鰆 初蝶 桜 初午 葱坊主 蕗の薹 菫 春一番
春ですねぇ~♪
山も笑う季節です。
長野へ [2008]
3月の初め、日帰りで長野へ行ってきました。
前回特急あさま?に揺られて長野駅に降り立ってから
かれこれ20年ほど経過しているのですが
長野駅の変貌振りにびっくりデス!
上の写真はトイレの前の壁なのですが
”牛に引かれて善光寺参り”の絵が印象的。
駅構内のあちこちにお土産屋さんがあり
散策の途中、焼きたての”おやき”を食べたにも関わらず
お土産もたくさん購入しちゃいまして。。
しかしオヤキって美味しいなぁ~♪
ダイスキ、ダイスキ☆
到着した時には雪がずいぶん舞っていたものの
午後からはよく晴れて残雪がキラキラと美しかったです。
今回は日帰りの旅、
善光寺と東山魁夷美術館、そしていくつか
お土産やさんを覘いて帰路に着いたのですが
なんだかとてもいい旅でした。
日帰りでちょこっと足を延ばすのも
なかなかいいものですねぇ。
まずは善光寺へ向かいました。
雪に覆われた善光寺は、実に荘厳で趣があります。
まず入り口付近にある仁王門をくぐるのですが
この仁王様が実に迫力満点のいいお顔。
その先にある山門は、落雪の危険あり、とのことで
この日はくぐることができず残念。
この山門がまたとてもかっこよいのですよ。
そしていよいよ本堂へ向かいます。
靴を抜いで内陣廻りをするのですが、本堂の中の空気もキーンと冷たく
床に引かれたカーペットも実によく冷えておりました。。(*o*)
それにしても本堂はとても広い!
天上も高く、装飾も美しいです。
なんというか、重みのある華やかさ。。
もっとゆっくり眺めてくれば良かったなぁ~と
思ったのですが、何しろ寒いし冷たいし。。
早々に引き上げてお楽しみ?!のお戒壇廻りへ進みました。
お戒壇廻りも2度目なのですが
何度行っても真っ暗闇を歩くのは怖いものですねぇ。。
右手で壁を確認しつつ、全く光の届かない狭い廊下を進むには
とても勇気がいります。
壁に沿って歩けば何の危険もないことを思い出しつつ
暗闇へ足を進めることができましたが
それでもすたすた歩くのは難しいのです。
最初の時は本当に足がすくんでしまいました。
前を行く関西弁のオバちゃまがもう大騒ぎ。。
こりゃかなわんなぁ~!どないなっとるのぉ?etc,etc...
でもご親切に ”おねえちゃん、ここで曲がるでぇ~!”
とか言ってくれたので何とか進むことができたのでした。
懐かしい~。。
しかし、、
今回のお戒壇廻りで大事なことを忘れてしまったぁ~
”極楽の錠前”を確認しませんでした。。
触ったような、触らなかったような。。微妙デス。。
善光寺のHPによると↓↓
お戒壇巡り 内々陣の奥、右側を進むとお戒壇巡りの入り口があります。 お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる御本尊様とつながれた極楽の錠前に触れ、 秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際、お迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。 入り口には、タイ国王より贈られた仏舎利(お釈迦様の御遺骨)とお釈迦様の像が御安置されています。
いやぁ。。うっかりデス。
また行こうか、Kちゃん。
無事太陽の光の届くところへ戻り、資料館やお経蔵↓を廻りました。
お経蔵ではある大きな輪蔵の腕木を回しましたけど、これが実に重たい!
体重を思いっきりかけないと、びくともしませんでしたよ。
やはり簡単には回せないようにできているのでしょうか。。
宝暦九年(1759年)に建立された宝形造りのお堂です。 内部中央には八角の輪蔵があり、その中には仏教経典を網羅した『一切経』が収められています。 輪蔵に付属している腕木を押し回すことでこの『一切経』を全て読んだことと同じ功徳が得られるといわれています。 また、経蔵内には輪蔵を考案した傅大士、並びに伝教・慈覚の両大師像が祀られています。
ちゃんと経典も読んだことですし↑(笑)、お腹も空いてきたので
善光寺を出てお蕎麦屋さんで更科そばを食べ、
そういえば参道のお店でおやきも食べましたっけ。。
落ち着いたところで、今度は東山魁夷美術館へ。
ここにもたくさん雪が残っていて風情がありました。
緑の森と青い空の下に静かにたたずむ美術館、
なんとも東山魁夷らしくていいですねぇ。
東山魁夷の絵はとても静かで穏やかというか、実におとなしい絵ですから
少しつまらないという人もいるようですけど、
私はなぜか昔から好きなのです。
ずいぶん前ですけど、銀座のデパートで展覧会を開催していて
最終日の終わりの間際に到着して絵を見ていたら
なんと偶然ご本人と奥様がいらっしゃいました。
それはそれは穏やかなステキな笑顔を見せてらしたのを
いまだに覚えています。
もう何度も見た絵もあるのですが
じっくりと絵を鑑賞してきました。
眺めていると、なんだかその景色の中にすっぽりと
包まれてしまう感じがいいのです。
久々の絵画鑑賞なんですけど、やはりいいものですね。
近々東京でも展覧会があるようで、また出かけようかな。
テーマが違うので、また違った絵も見れるでしょうし。
やはり長野はいいなぁ~。。
お土産に”西之門よしのや”というお店で
お味噌と甘酒をこうてきましたん。
お味噌は冷凍室で出待ちですが
この甘酒、ノンアルコールなんですけど
実に美味しかったのですよ。
甘酒ってこんなにおいしかったの?というぐらい。。
ちょうどお雛様が間近だったのでお土産に購入。
しかし、、味噌に甘酒、そしておやき、、
なんて重たいお土産たちだこと。。(泣)
”美味しい”と”重たい”を天秤にかけたら
美味しいが買ったわけでございます。。ぐふふっ
甘酒は雛祭りまでお雛様の側に飾り
それからは、ちびちび頂いておりまする。
そういえば雛祭りにはこんなかわいいチョコをもらいました。
オマケ。。
思えば半世紀弱我が家で飾られ続けているお雛様は
ずいぶんと古びておりますが、、いつみても美しいので
ずっと眺めていたいのに、今年も早々にしまわれてしまいました。
いつのまにか、、 [2008]
少しずつ日差しが強くなってきましたね。
冬のあの柔らかい日差しとはちと違う気がします。
あまり日に当てなかったからか、元気のないパキラを
今日は久しぶりに日向ぼっこさせました。
そして今日も風が強いです。。
鳥たちも突風が吹くと鳴き声を上げながら
林に避難しておりました。
裏の杉も1本折れてしまったようで
傾いてギィギィ悲しげな音を立て
細い竹などは今にも折れそう、、
で折れない。。スゴイなぁ。。
ちょうど西日が射すころには
こんな風に↓壁に竹の葉っぱの影が映るんですけど
こう強風だとちと困りものです。
何しろ壁に映った影が目まぐるしく動くので不気味デス。。
キレイな夕空が見れるかもしれないので
まだカーテンは閉めたくないし、、
まぁしばし辛抱いたしますか。。
昨日、友達から新鮮な生わかめをたくさん頂きました。
たくさん頂いたので、友達のアドバイス通りに
茹でて小分けにして冷凍室に入れました。
それにしても、、
新鮮な生わかめというのは実にいい香りがしますねぇ。
袋を開けた途端、ふわぁ~っといい香りが漂って
思わず深呼吸しちゃいました。
磯臭いのではなく、ちょっと上品な磯の香り。。
これも春の香りでしょうか。
生ワカメを茹でるのもまた楽しいです。
お湯に入れると瞬時に鮮やかな緑色に変わるんですが
その変わり様がスゴイというか。。面白いのデス。
さっそく新鮮なワカメと蒸かした大豆、
そこに生姜の千切りを加えて
柚子ドレッシングで頂きました。
うぅ~~、これまた美味いデス♪
シャキシャキっとした歯ざわりと
ほんのり甘くてジューシーなワカメ。。
ホクホクした蒸かし大豆ともよく合います。
しばらく新鮮なワカメを堪能できそうですよ。
うひひっ♪
友達に大いに感謝しつつ、
そして海の恵みにも感謝の気持ちを忘れずに。。
酒種パン [2008]
今年も酒種パンのおいしい季節がやってきて
またまた たくさん注文してしまいました。
ずらっと並んだパンたちはお気に入りの
ameen's ovenのパンたち。
食べ切れない分は、適当にスライスして霜よけに
クッキングペーパーで包んでからビニール袋に戻し
そして冷凍室に眠らせます。
幸いなことに、、あまり冷凍室を活用しないのに
なぜか我が家の冷蔵庫は冷凍室が大きい。。
冷凍室の上の段には味噌たち、手作り餃子、保冷剤が、
そして下の段にはパンたちが大きな顔して出番待ちです。
お酒が飲めないだけに酒種パンは苦手だったのですが
ここのパンだけは美味しくいただけます。
ほんのり上品な麹の香りとほのかな甘さ
そしてもちっとした食感がたまりません。
中でも毎年待ち遠しいのが
生姜の風味が絶妙な”酒種BREADジンジャー”と
黒豆入りのほんのり甘い”酒種BREADビーンズ”。
どちらもお味噌汁なんかにも合いそうです。
パンと一緒に入っていたチラシには
こう書かれていました。
まず、モチキビを焼いてそこに米麹を加えます。
45度ほどのところに一晩おくとキビの甘酒ができます。
麹菌の酵素がキビを糖化、甘くまったりとさせたのです。
さらにこれに3倍の水を加えて、今度は35度ほどのところに
1日置いておくと下に沈んだ甘酒からふつふつ気泡が生まれて
発酵してきます。酵母菌が甘酒の糖分をどんどん食べて
増殖しながらプクプクしているのです。
このエキスに小麦粉を加えて、混ぜて 寝かして こねて
パンがふくらんできます。
たくさんの目に見えない生き物たちと作ったパンです。
どうぞよろしく!
- Sake,,,Bread on Early Spring -
店主の独特な文字でかかれたちらしが
季節ごとに届くパンに入っていて、
手間隙かけて作られた工程をみると
よりいっそう美味しく感じたりするのかな。
パンの味はもちろんのこと、
こねくり日記に垣間見る店主の人柄にも
どこか信頼のおけるパン屋さんです。
雪です。遅刻です。 [2008]
日曜日は予報どおり横浜は雪。。
夜半から人知れず降り積もった雪は
翌朝にはあたり一面を白く覆っておりました。
寒いけれど、いい眺めです。
時折風に煽られて狂ったように雪が舞ったりして、、
そんな中午後からお出かけデス。
さぶっ。。
しかし出かける時には霙や雨に変わっていて
積もった雪に足を踏み入れると
グシャ、っとしぶきが上がるじゃないですか。。
もうガックリデス。
キシキシって音を期待してたのにな。
冷たいったらもぉ。。
夕方帰宅時には、歩道の雪はずいぶんと融け
歩道の端に白く残る程度でしたけど
そこには面白いぐらいに犬の足跡が残っていました。
人が歩道の真ん中を歩くから必然的に犬が端を歩くのか、
それとも犬は雪の上を歩くのが好きなのかな?
せっかくシャーベット状になった雪も
今朝にはまたすっかり凍りつきました。
朝日が当たるところから徐々に融けはじめ
これがまたツルツルして怖いのなんの。。
駅へ行くには、坂を下りなくてはなりません。
転ぶといけないので、いつも通る急坂は避け
国道沿いのなだらかな坂を歩いたのですが
いやぁ。。もう緊張しましたよぉ。
何しろ慎重に慎重に歩いたものだから
いつもの倍時間がかかってしまいました。
はぁ。ちかれた~~
ようやく電車に乗り横浜に到着したものの、
JRの改札に向かう途中気になるアナウンスがっ、、、
”横須賀線の遅れにより、南口は大変混雑しております。
中央口はやや空いておりますので、そちらにお回りください。”
はぁ~=3
また東海道線のホームはものすごいことに?!(>.<)
そうはいっても、もう中央口だって混んでいるに違いないし。
そのまま南口へ進んで、恐る恐る東海道線の階段を上がってみると
やはりホームは人でいっぱいです。そして並ぶ隙間もない。。
次々と電車が来るものの、混雑のため列に並んでいる人を
たくさん残したまま電車は発車。。
ホームの人は一向に減る気配がなく
いったい何本待てば乗れるんですかい?!
もう遅刻確定デス。
どうせならのんびり行きましょうかね。
並べそうな列を探しながらホームを移動し
ようやく階段脇の電車待ちのスペースを見つけました。
電車待ちの間、駅の混雑ぶりを眺めておりましたが
ちょうど反対側のホームに電車が入ってきていて
ドバっと乗客が吐き出され、皆まっしぐらに階段に進むものの
階段が混雑していて下りるに下りられない。。
そしてホームで並ぶ人は、相変わらず電車に乗りたくても乗りきれない。。
なんだかどんどん恐ろしい状況になっていくような。。
そんな中、階段の真ん中で男性が大きな声を張り上げました。
”申し訳ありません!階段を上る方は右側をおあけください。
降りる方がいらっしゃいます。右側をおあけください!”
いやいや、待っておりましたよ。救世主どの。
皆さん、その声に従って何とか秩序が戻りはじめました。
JRの制服ではなく、どうやらスーツに上着姿。。いったい何者?
よく見ると、その方は黄色と黒のロープを手に握りしめ
上る人と下る人の整理を行っておられる。
むむ。。そのロープに見覚えありですぞ。。
おや、腕章が見えた!
おぉ。神奈川県警!
いやはや、、
あまりの混雑に県警も出動した今日の横浜駅。。
普段から120%とも言われる乗客を乗せ
3分毎に電車を走らせているだけに
少しの遅れが毎度大変な状況を招くようでした。
”東海道線は企業戦士の乗る電車なんだよ”
そういっていた知人の顔がふと浮かびました。
たしかに企業戦士は跳ね返されながらも
電車に乗り込んでいくようでした。。
それにしても、20年ぐらい前からこの状況って
ちっとも変わっていない気がしますけど、
何か別の輸送機関は登場しないものでしょうかしら?
さてと、明日も企業戦士の電車に乗るべく
睡眠をとりませうか。
飛騨高山へ [2008]
1月中旬に 凍てつく飛騨高山へ行ってきました。
雪の降り積もる里の風景や、軒を連ねる古い町並みは
とても風情があり、なにやら懐かしさを感じるのは
やはり日本人だからでしょうかしら。
それにしても、、
その寒さといったら、もう泣きそうデス。。
写真は、高山から車で10分程行った”飛騨の里”で撮ったものですが
朝の10時にして気温-7℃って。。(T0T)
思わず温度計をじっと眺めてしまいました。
別の日に、高山駅周辺の古い町並みを歩いていたら
雪が正面から吹き付けて、目に鼻に入る、入る。。
こうなると観光の足も鈍るってものでございますね。
足早に宿を目指すのでした。
外気に触れている顔は徐々にこわばってゆくようで
夕方にもなると思うようにしゃべれません。
寒すぎてか、常に鼻をかまねばならないし、
日ごろぬくぬくと生活している者にとっては
ちと厳しい寒さでございました。
しかし、そんな中でもガイドマップ↓に載っていた
みたらし団子や飛騨牛串焼きなんかを見逃さない我々、
流石というか、なんというか、、^^;
お団子は炭焼き具合がよくとても香ばしく
団子ももちもちと美味しかったですし、
飛騨牛串焼きは、ロース、霜降り、赤みと3種類あり
霜降りを頂いたら、噛むほどにお肉のうまみが飛び出して
そりゃもう美味しかったのでございます。
少し甘めのタレをつけて食べる牛トロ握りも頂きましたが
これまた酢の利いたシャリと、お口でとろける飛騨牛が
なんともいいハーモニーをかもし出しましてこれまた美味しかったです。
そうそう。牛玉焼も食べたのですが
これはたこ焼きの牛バージョンといいましょうか
フワフワとろとろ、これまたお口の中でとろけるようで
なかなか美味しいのですが、何も飛騨牛じゃなくっても。。
ちょっとお肉がもったいない気がいたしました。
まぁ、美味しい話はこの辺にして。。笑
駅前を除いて、お土産屋さんの並ぶ古い町並みなどは
17時には店じまい。
そして朝7時(夏は6時)から2箇所で朝市が立つ高山。
コンビニは駅の近くなどにいくつかあったものの
ファミレスやスタバ、ドトールといったコーヒーチェーンも見当たらず
おそらくお家でのんびり過ごす昔ながらの生活が
今も残っているのでしょうね。
たしかに、スタバで一息入れている間に
ものすごく雪が降ったら、帰るに帰れなくなりそうだし
それに飛騨のお菓子にはやはり日本茶がお似合いだし。。
今回は2泊3日の旅。
本当は白川郷へ行きたかったけれど、何しろ豪雪地帯ですから
天候によっては交通機関の運休も大いにありうるというわけで
今回は高山周辺の観光を楽しむことにしました。
白川郷のライトアップが2月から始まるそうですけど
今思うに、あの寒さで夜出歩くにはかなりの防寒が必要で
無用心に出かけようものなら、きっと本当に涙がちょちょぎれたに違いないなぁ。。
高山までの往き返りにかなり時間を取られるため
2泊3日でも現地で過ごせる時間は思いの他少なくて
しかもお店が早じまいとあっては、宿で過ごす時間がいつもより長い。
それを考えると、昔ながらの町屋の宿なんかに泊まって
雪景色を眺めつつ飛騨のお酒なんか飲んじゃって
のんびりくつろぐのもいいですし、(って飲めませんが。。)
温泉宿でのんびりお風呂三昧ってのも良かったかもしれません。
今回は、動き易さを重視して駅から歩けるホテルをチョイス、
幸いそこには露天風呂やスチームサウナ、広い浴槽があったりして
冷え切った身体をふにゃふにゃになるまで温め、夜もぐっすり眠り
翌朝、早くから観光に勤しむことができたので、結果オーライでしたけど。
しかし、、問題は夕飯。。
外食するところが少ないからなのか、
夕食、朝食がセットになっている宿が多く、
しかも夕飯が盛りだくさん。。。
買い食いまでした我々の胃袋は今にもはちきれんばかりで
飛騨牛ステーキや杜葉味噌などの飛騨の逸品を食べそびれ、、
それはそれはザンネン、というか私たち阿呆ですねぇ??
まぁ、また出かければいいわけですけど
今回の旅で高山事情も少しわかったことですし
反省点などを考慮して、次回は入念に旅程を練り
出かけたいと思いました。
食べてばかりでもなく、ちゃんと観光もしましたから
匠の街高山も少し書き記しておかなくては!
つづきはまた後ほどにいたします。
それにしても ”さるぼぼ”ってどこかかわいい。。
初鳥見 [2008]
今日も空気がヒンヤリとよく冷えておりますね。
午後は雪マークでしたけど、昼間は薄日が射して
寒いながらに穏やかなお天気でした。
鳥たちも元気よくあちこち飛び回っておりました。
最近、キッチンのカゴには小さなミカンが山盛りなんですが
これはどうやらメジロ用らしいです。
どうりで小さいと思ったょ。。
そして毎日、境木の中ほどの小鳥しか入れないようなところに
半分に切ったミカンをおいていて、いつも決まったメジロのつがいが
我が物顔でお食事しておりまして、、
他のメジロが近づこうものなら、ものすごい勢いで追い払い、
時々、椿の木の中にもぐってみたり、地面に下りてみたりするものの
心配なのか、すぐにミカンのところに戻ってきます。
そんなことを繰り返すうちに、ふと気がついたのですが
そのつがいだけ、ちょっと大きい。。
他のメジロたちと並ぶとがずいぶん立派なのです。
このままじゃメタボになっちゃうんじゃ??
ちょっと心配でございます。
さてさて、1月6日は探鳥オフ会にお誘いいただきまして
渡良瀬遊水地へ初めての鳥見に出かけました。
ご一緒させていただきた春分さん、ハギマシコさん、エルモさん、sakamonoさん、
ゴーパ1号さん、はてみさん、Mr&Ms asahamaさん。。
その節は色々とお世話になり
本当にどうもありがとうございました!
おかげさまで、またとない鳥見体験ができました♪
ヒヨドリやシジュウカラ、ツグミ、メジロ、オナガなんかは
窓から見える木々によく遊びに来ていて
日常の風景の一部といった感覚でおりましたし、
野鳥の図鑑もないので、お腹の茶色い鳥が、、
頭の赤い鳥は、、とかそんな会話で終わってしまうわけで
数十年住んでいるというのに、まったく進歩がない我が家です。。
当日は10時に古河駅で待ち合わせでした。
ずっと”フルカワ”だと思っていたのですが
駅のアナウンスで”コガ”といっていて驚きました。
sakamonoさんもそうおっしゃってましたので
きっと間違えて読まれる方が多いはず。。?^^;
我が家からだと、横浜から湘南新宿ラインの直通の電車を選べば
乗り換えは一度でいいですし、時間はかなりかかるものの
思いの他行きやすいことがわかりました。
しかしながら駅から渡良瀬遊水地までの足が必要なので
この日はエルモさんが電車組を駅で拾ってくれました。
エルモさんは待つ間爪を切っておられまして
駅で爪を切る方を見たのはそういえば初めてだなぁ~と
思ったのでした。
渡良瀬遊水地へ向かう途中、日本煉瓦製造会社?の
工場跡にも寄っていただきました。
東京駅や迎賓館などの煉瓦はここで製造されたものだとか。
製造中止に伴い、内部の見学はできないようですが
なんだか見てみたかったですねぇ、レンガの製造工程。実に残念。
そして向かうはお目当ての渡良瀬遊水地です。
到着してみてビックリしたのは、その面積の広さです。
なんと東京ドーム700個分ということですから
もうどんだけ広いのやら~~
一面に広がる背の高いヨシ原がなんとも圧巻で、
青い空と湖を背景に 静かに黄金色の葉を揺らしており
なんとも美しい眺めでした。
そしてここには実に多様な生き物が生存しているようです。
人間なんてちっぽけだなぁ~と感じさせる景観が
ここには広がっておりました。
しかし渡良瀬遊水地の悲しい生い立ちなどを春分さんから伺い
なんだかシミジミといたしました。
今でも水質調査は行われているようですけど
こうしてたくさんの生き物が存在する環境になった今
かつての村の住民たちも少しは報われるというものでしょうか。
一度駐車場に車を止めて、早速鳥見隊出動準備です。
他のルートからいらっしゃる春分さん、ゴーパ1号さんと合流するまで
しばらくまぶしい朝日を受けつつ、水鳥を探したり
キラキラ光る水面を眺めたりしておりました。
こんなに景色のいいところで鳥を眺めながら
日向ぼっこですから、そりゃもう幸せでございますね。
時折小鳥も時々飛んできて、皆さん思い思いにカメラを構えて
写真撮影にいそしむ中、私はひたすら双眼鏡を覗き込んでおりました。
何しろ双眼鏡の使い方からして不慣れでございまして
あちこち見すぎて時々船酔いのような感覚になりました。。笑
そうこうするうちに、湖の水面近くを歩く春分さんとゴーパ一号さんのお姿を発見、
皆で双眼鏡を覗き込み、”おっ、春分さんのカメラ、いつものと違うなぁ~”と。。
さすが鳥見隊の皆さん、目の付けどころが違います。
場所を移動して、さてさて、いよいよ鳥見隊の出動です。
ここからは鳥に詳しい皆さんに色々教えていただきながら
ずいぶんたくさんの鳥たちを覗かせていただきました。
もう歩いた経路や見た鳥たちもよく覚えていないのですが、
春分さんは38種類もの鳥を確認されているようでして、
私はおそらくその半分以下でしょうかしら。
皆さんの記事に素敵なお写真が載っているので
そうだ、こんな鳥だったなぁ、などと嬉しく拝見しております。
そして何がすごいって、、、
皆さんの鳥を見つける速さには、もう~たまげちゃいました。
あっ、何かいる!と叫びつつすばやくスコープをセットして
皆に見せてくれるのです。
実にありがたかったですねぇ。
なんせ1人じゃ何も探せない感じでしたから。。
しかも皆さんの立派なスコープで見せて頂くと
遠くにいる鳥も、羽の模様や細かい動きまで観察できて
とても感動いたしました。
こうしてみると普段見慣れた鳥たちも違ってみえますね。
ベニマシコを見たのも初めてで、どんな鳥かも知らなかったのですが
スコープで覗くとお腹のあたりが淡い紅色をしておりました。
とても可愛らしかったですねぇ。
私が覗いている間に無情にもベニマシコは飛んでいってしまい
覗けなかった皆さんには大変申し訳なく。。
たくさんの水鳥たちが水にもぐったり水面を移動する様子は
いつみてもかわいくて、ちっとも飽きの来ない情景。
そして水鳥の近くでじっと動かないチュウヒ(でしたか?)は
羽を休めているのか?考え事をしているのか?
そこにいるだけで猛禽類はなにやら威厳のようなものを
放っておるなぁ~と思うのでした。
お昼は近くの道の駅?で300円のうどんを頂きましたが
寒かったのもあり、皆ですするうどんというのもあって
実に美味でした。
うどんはなんと炊飯器から出てきたのでビックリ!
皆で使用方法などを考えて見たりして面白くもありました。
100円のコーヒーも美味しかったです。
道の駅の売店には、新鮮で立派な野菜たちが売られていて
結構な賑わいを見せていました。
近かったらお野菜はこんなところで買いたいなぁ~。
夕方は猛禽類の出没する場所へ移動しましたが
途中やかましい《族》の方々がいらして、やたらとエンジンをふかしておりました。
なんでこんなところに??
ムムムっ。眉間に相当しわが寄りましたよ。。
お目当ての猛禽類を待つ間、真っ赤な夕日が西の空を染めていくのでした。
この日とった唯一の写真↓↓
この頃にはずいぶんと気温も下がって
あちこち摩りながら寒さをしのぐ中、
常連さんと思われる方が何か叫んだと同時に
パチパチと連写する音が辺りに響きわたりました。
ついにハイイロチュウヒが姿をあらわしたのです。
その飛行姿はなんも優雅でステキでしたねぇ。
きっと一生忘れないと思います。
オシャレなボディーを皆に披露しつつ、低空を悠々と飛びながら
いつの間にか闇にまぎれてしまいました。
いやぁ。ワタクシ大変興奮いたしましたよ。。
もう少しで日が沈んでしまうところでしたから
写真撮影は少し難しかったようです。
常連さんたちも今日はダメだった、などと口々に言っておられましたが
その姿を見られただけで、私など大満足なのでした。
やや興奮を残しつつ、暗くなる少し前に渡良瀬遊水地をあとにして
都合のつく方は駅の近くの日本海庄屋?で
喉とお腹を潤しました。
楽しい鳥見の後ということもあり、皆で一緒にテーブルを囲み
和やかにお話をしていると、なんだか距離感がうんと縮まる気がしますね。
縁あってか、こうして良い仲間に出会えたことが実に嬉しいのでした。
あれ以来、鳥が気になります。
その翌週は極寒の飛騨高山に出かけたのですが
やはり鳥がたくさんおりまして。。
でも時間の余裕もなく、双眼鏡もない、
しかもサムイ~~。。ザンネンダー。。
そんなわけですから、またこんな機会があったら
もれなく参加したいの心でございます。
皆さん、また誘ってくださいまし!
よろしくお願いしますぅ♪